2023年最新|戸建ての防犯対策!おすすめの防犯対策グッズ、セキュリティは?

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空き巣や居空きなど、建物に侵入する泥棒の被害はマンションや商業施設よりも一戸建てが多いことをご存知ですか?

本記事では警視庁のデータを元に、空き巣に入られやすい一戸建ての特徴や、空き巣が家に侵入する際に使うルートなどをご紹介します。

おうちの防犯対策をしたいと思ってい人は多いと思いますが、一体どんなことをすれば良いのかわからない人も少なくありせん。

自分で簡単に導入できる防犯対策からプロにお任せするものまで、一戸建て・一軒家向けのおすすめセキュリティや防犯グッズもまとめていますので、ぜひ御覧ください

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一戸建ては空き巣に狙われやすいのか?

警察庁が公開している「住まいる防犯110番」によると、令和4年の「侵入窃盗発生場所別認知件数」は一戸建て住宅が最も多く、全体の33%を占めています。

引用:住まいる防犯110番|警察庁https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

このデータからも、一戸建ては狙われやすい危険性があることがわかります。

なぜ一戸建てが空き巣に狙われやすいのか?

一戸建てが狙われやすい理由
  • 扉や窓が地面から低い位置にある
  • 周囲に隠れ場所となる木や茂みがある。
  • 出入り口が複数あり、侵入・逃走ルートが確保しやすい。

一戸建てが空き巣に狙われやすい理由は、いくつかありますが、上記の点が挙げられます。

まず、扉や窓が比較的低い場所にあるため、侵入が容易であることが挙げれます。また、周囲に隠れ場所となる木や茂みがあるため、犯罪者にとっては自分の存在を周囲から隠すことが容易になります。さらに、一戸建ての家には出入り口が複数あるため、侵入や逃走のルートとして利用しやすいことも狙われやすい理由の1つです。

一戸建ての家は空き巣にとって魅力的なターゲットとなりえます。しかし、適切な防犯対策を行うことで、リスクを大幅に軽減することが出来ます。

マンションとの比較すると?

先ほどの認知件数の図をみると、共同住宅(3階建以下)が7.8%、共同住宅(4階建以上)が4.3%と階数が高いほど、侵入される危険性が低くなっていることがわかります。

一戸建てとは違い、マンションはドアや窓が地面より高い位置にあり、窓の数も多くありません。また、エントランスには住民しか入れないマンションも多いため、侵入経路は限られます。このことから、マンションと比較しても一戸建ては侵入しやすい住宅といえるでしょう。

手軽に入手できる一戸建て向け防犯グッズ

ニトリや100均などで、自分で簡単に手に入れることができ、さらに設置取り付けも簡単な防犯グッズをいくつかご紹介します。

センサーライト(ニトリ)

ニトリで購入可能なセンサーライトです。

暗くなると、人の動きに反応してライトがつき、緊急時や夜のお手洗い時など懐中電灯として使用できます。薄型でスタイリッシュなデザインでお部屋のデザインを損なわずに設置ができます。

停電時は自動点灯し誘導灯としても活躍します。

サッシ用補助錠(ダイソー)

引用元:https://jp.daisonet.com/products/4550480096889?_pos=5&_sid=4ba1fd92a&_ss=r

ダイソーで購入可能で窓につける補助錠です。

窓につけることにより、防犯効果を高めることができます。

防犯フィルム(ダイソー)

引用元:https://jp.daisonet.com/products/4979909891278?_pos=1&_sid=4ba1fd92a&_ss=r

ダイソーで購入できる防犯フィルムです。

窓ガラスに貼ることでガラスを割れにくくし、泥棒などの侵入を遅らせる効果があります。

また不意の事故や自然災害時にガラスの飛散防止効果もあります。

法律に触れる可能性もあるので、防犯カメラの設置場所はプロに相談することをおすすめします。

自分でできる防犯対策 一戸建て・一軒家編

一戸建て住宅ではマンションやアパートに比べ侵入口や死角が多くなり、侵入しやすくなります。

そのため場所ごとの防犯対策が必要不可欠です。一戸建て住宅への侵入ルートの内訳です。

引用元:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

窓が53.5%、表出入口が21.3%、その他出入口15.4%で、その大半を窓や出入口からの侵入となっています。

つまり、窓」と「出入口」の防犯対策が泥棒の侵入を防ぐ上で重要になってくるということです。

それでは、場所ごとの防犯対策をいくつか紹介していきましょう。

「窓」の防犯対策

まず空き巣に狙われやすい窓の特徴について解説します。

空き巣に狙われやすい窓
  • 割って侵入しやすいガラス窓
  • 人目につかない場所にあるベランダの窓
  • 換気のために開けっ放しにしているトイレや風呂場の窓
  • 面格子のある勝手口の窓
  • 鍵がクレセント錠のみの掃き出し窓

面格子付きの窓は換気のために開けたまま外出してしまうことがあるのではないでしょうか。油断は禁物です。

また一般的な窓についている鍵のクレセント錠は、窓ガラスの機密性を上げるのが目的で、防犯の機能はほぼないと言われています。

クレセント錠
クレセント錠のイメージ

防犯グッズを追加して補強するようにしましょう。

窓の防犯対策についてはこちらでも詳しく解説してますので併せてご覧ください。

防犯ガラス、防犯フィルム

侵入者は窓ガラスを割り、クレセント錠を開けて侵入してきます。

そのクレセント錠付近に防犯フィルムを貼ることによって、ガラス破りを防止できます。

防犯フィルムの貼り方
  1. 水溶液(水200ccに対し中性洗剤を1-3滴)を作る
  2. 貼り付け面(内側)をキレイにする
  3. 保護フィルムをはがし、水溶液を吹き付ける
  4. ガラスに貼り付ける

とても簡単に貼り付けできて、防犯に高い効果を発揮します。

補助ロック・補助錠

サッシ窓に締め付けるだけで簡単に設置できるサッシ用補助ロックです。

二重施錠で防犯を強化することが出来ます。

少し開けた状態でもロック可能ですので、トイレやお風呂など換気のために開けておきたい方などにもお勧めです!

面格子

後付けで面格子を取付けることもお勧めです。

取り外されない限り、窓からの侵入出来ないため、犯罪の抑止効果があります。

しかし取付には工具も人手も必要になり、ひと手間かかるのが難点です。

防犯アラーム(防犯センサー)

貼るだけで簡単に設置することができ、窓の開放やガラスの破壊・衝撃を検知すると大音量のアラームが鳴動します。

誤作動の少ない高性能検知システムが搭載されています。

「玄関」の防犯対策

狙われやすい玄関
  • 無締り
  • 周辺が乱雑になっている
  • 玄関が死角になっている
  • ポストに郵便物がたまっている
  • 玄関の照明しかない

空き巣は侵入を実行する前に必ず下見を行います。

すぐにでもできる玄関の防犯対策のためのグッズを紹介します。

こちらも併せてご覧ください。

簡単に取り付けれるサムターンカバー

ピッキング対策の鍵が出たりと鍵の性能が向上し、ピッキングよりも多いのがサムターン回しという手法です。

サムターン回しとはドアにドリルなどを使って穴を開け、金属の棒を使ってドア内側のつまみ(サムターン)を回転させて解錠してしまう手口のこと。

ドアとドア枠の間に工具を差し込むことで解錠する手口や、ドアスコープ、ドアの郵便受けなどから狙われるケースもあります。

建物のドアの材質によっては、ハンドドリルなどで比較的簡単に穴が開いてしまうものもあります。電動ドリルの様にモーター音がならないことによって、周りに気づかれることが無いまま簡単に侵入されてしまうケースが多発しています。

美和ロック
引用元:美和ロック
引用元:美和ロック

対策としてはサムターンカバーをつけるのが効果的です。

貼るだけで簡単に取り付けられます。

サムターン回しについてこちらで詳しく説明してます。

スマホが鍵になるスマートロック

サムターンに取り付けることで、スマートフォンアプリを利用して自宅などの鍵の開け締めや管理が行える後付けスマートロック。設置も操作も簡単で、工具を使う面倒な取り付けや複雑なアプリの設定なども不要です。

アプリ、ウィジェット、Apple watch, 物理キーでの開錠が可能です。
さらにWifiに接続することで、音声操作や遠隔操作が可能に。セサミタッチやセサミタッチプロを併用すれば指紋認証、Suica等のICカード、暗証番号での開錠も可能となり、より高いセキュリティを実現出来ます。

賃貸でも取り付けできる補助錠

補助錠を取り付けることで、侵入にかかる時間を遅らせることができます

侵入にかかる時間が長くなるほど、侵入される危険性が少なくなります。

留守わからん錠非常脱出機能付は、扉やカベに穴をあけずに1ドア、2ロックで防犯対策ができ、取り付けも工具不要で簡単に出来ます。帰宅時にロックの取り外しも不要のため使い勝手もいいです。

センサーライト

人や物の動きを検知した時に自動的に点灯するセンサーライトを導入することで、侵入者への威嚇効果があり、犯罪の抑制が期待できます。

外周の防犯対策

狙われやすい外周
  • 閉鎖的な外構で隠れやすい
  • 玄関の照明しかない
  • 二階への足場がある
  • 洗濯物が干しっぱなし
  • 裏口まで侵入しやすい

防犯カメラを設置する

外周はどうしても人の目が届きにくい場所です。防犯カメラを設置することで、目の行き届かないところまで監視できので、防犯対策にとても効果的です。

また、設置するカメラによっては、威嚇機能のあるものや、遠隔監視のできるカメラなど様々なカメラがあります。

どんなカメラを設置すればいいの?自分で設置できるのか?そんな疑問のある方はこちらも合わせてご覧ください。

フェンスを設置する

防犯対策で大事な点は、まず不審者を敷地の中に侵入させないことです。

乗り越えにくい見通しの良いフェンスは、侵入しにくい上に、侵入した際に隠れる場所がすくなくなるため、侵入を躊躇させることができます。

これから新築で家を建てる人はフェンスの設置も検討することをお勧めします。また、後から設置することも可能なので、工務店等に相談してみるといいでしょう。

センサーライト

玄関の防犯対策でも出てきた、センサーライトは外周への設置も効果的です。特に街灯が少ない地域に住んでいる方や、照明が玄関のみにしか無いという方は、ぜひ設置を検討してみましょう。

録画機能付きインターホン・ドアホン

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泥棒は侵入する前には、ほとんどの場合で事前に下見を行なっていると言われています。下見の際に、留守を確認するために、インターホンで呼び出しを行う方法も用いられます。

留守中の訪問者の録画をすることができれば、不審者がいた場合、いち早く気づくことができるので、犯罪の未然防止につながります。

無線式で設置が簡単なものや、スマートフォンと連携して通知や録画、スマホを通して会話できるものなど、色々なタイプのインターホン・ドアホンが発売されています。

2階への侵入経路を作らない

外出する時に1階の窓や玄関はしっかり施錠をしても、2階は施錠をしていないという方も多いのでは無いでしょうか?

2階から侵入されるケースも多く、施錠をきちんと行うのはもちろんのこと、2階への侵入経路を作らないことが重要です。

エアコンの室外機や給湯器、物置、植木など2階の侵入に使われる可能性があります。2階への侵入経路となっているところがないか確認しておきましょう。

車庫にはシャッターを設置

駐車スペースに物を置いている人も多いのでは無いでしょうか?!

住居への侵入に比べると、簡単に入れてしまう車庫は盗難の危険性が高まります。

外部から侵入しやすい車庫には物を置かない、または被害を防ぐためにもシャッターを設置するのが有効です!

新築の場合は外構工事の際に、後から付けるにはリフォーム工事にて設置が必要です。

高セキュリティのポスト

帰省や旅行などで長期に家を空ける事がある家には、郵便物のたまり具合で留守だと簡単にわかってしまいます。容量多めのポストや、郵便物から外からわかりにくい高セキュリティのポストの導入をお勧めします。

門扉の周辺に設けるポストを選ぶ際には鍵がかかるものを選ぶことが重要です。

防犯砂利を敷く

防犯砂利とは、軽く踏むだけで大きな音が出るように作られた、特殊な砂利のことです。
76.5dB以上という掃除機や激しい夕立と同じレベルの音が鳴る商品もあり、庭やベランダに敷くことで、不審者の侵入を抑制することが出来ます

通常、ガーデニング用に使用される砂利と比べると、粒が大きいものが多く、軽量素材を使っているのが特徴。除草剤シートと一緒に使用すれば、雑草が生えてくるのを防ぐ効果があるものもあります。

地面を覆うので、水たまりや泥はね防止にも効果的。雨の日でも靴や洋服が汚れを防ぐことも。防犯砂利は防犯対策のみでなく、日常にも役立つアイテムです。

防犯砂利についてはこちらでもまとめてますので併せてご覧ください。

自分でできる防犯対策の一番はしっかり戸締まりをすること

住居の形態に関わらず、侵入窃盗の侵入手段の第1位は無締りです。

引用元:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html

一戸建住宅は51.2%、共同住宅(3階建以下)は51.5%と半数以上が無締まりからの侵入となっています。

つまり、きちんと戸締りをしていれば、侵入窃盗の被害を未然に防ぐことが出来たということです。ちょっと家を空けるだけの場合でも、鍵を閉める癖をつけることが大切です。

または、鍵の閉め忘れを防ぎたい方は、スマートロックなどの導入を検討してみましょう。

空き巣が嫌がる一戸建て・一軒家はどんな家?

ここまで、自分でできる防犯対策を紹介してきました、では、実際に空き巣が嫌がる家はどんな家なのか、みていきましょう。

引用:https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_e_3.html

この図は泥棒が侵入を諦めた時間をグラフにしたものです。このグラフから5分かかると7割近くん泥棒が侵入を諦めていることがわかります。10分以上時間がかかるとほとんどの諦めています。つまり「いかに侵入に時間をかけさせるか」が侵入対策の鍵となるということです。

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_e_3.html

次にこの図は、泥棒が侵入を諦めた要因です。第1位は「声をかけられた」、ついで第2位は「セキュリテイーシステム」となっています。第3位は「補助錠」、「犬を飼っていた」、と続きます。

空き巣が嫌がる家の特徴
  1. 侵入に時間がかかる
  2. セキュリティシステムを導入している
  3. 防犯対策がしてある・周りに気づかれる可能性がある

侵入に時間がかかる

先ほど紹介したデータから分かる通り、泥棒は侵入に時間のかかる家を嫌います。

戸締りをしっかりしたり、補助錠をつけたりと、こじ開けに時間のかかる対策を心がけましょう。

セキュリティシステムを導入している

セキュリティシステムを設置した場合、もし泥棒が入った時にいち早く察知することが出来ます。

近年は自分で設置し、スマホへ通知させることができるセルフセキュリティも登場してきおり、手軽にセキュリティを導入することが、出来るようになってきています。

Panasonicのスマ@ホームやSONYのMANOMAなどのサービスがあります。

セキュリティ会社のホームセキュリティを導入した際は、ガードマンの駆けつけなども依頼できるため、万が一の時の対応も安心です。また、補償制度が用意されていたりと様々サービスを提供しています。

最大手である、アルソックをセコムのサービスをこちらで比較してますので興味のある方はご覧ください。

防犯対策がしっかりしてある

防犯砂利やセンサーライトなど、周りや家の中の人に気づかれる可能性のある家は、泥棒も侵入を躊躇する傾向があります。

ここまで、紹介してきた防犯対策を実施することで、侵入されるリスクを大きく減らすことが出来ます。まず、大事なのは侵入されないということです。

侵入されない家にするためにも、防犯対策を必要不可欠となります

ホームセキュリティのプロに相談も!

ここまで、自分でできる防犯対策をして侵入されない家にすることが大事であると説明してきましたが、「自分でするのは大変。」「何からしていかわからない。」という方もいるでしょう。

そんな方は、防犯・セキュリティのプロに頼る!というのも一つの手です。

ホームセキュリティを提供している会社は数多くありますが、一度相談してみるのもいいでしょう!

最大手である、アルソックとセコムについての記事ですので、参考にご覧ください。

セコムはこちらから無料で資料請求できます! アルソックはこちらから無料で資料請求できます。

まとめ

自分で簡単に導入できることや、プロにお任せするものなど、防犯対策を紹介してきました。

自分の家にあった防犯対策をすることで、泥棒からのリスクを減らすことが出来ます!

一番大事なのは防犯意識を持つということです。

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